調査員にはあたりがずれがある
こんにちは!
要介護1の認定から月日がたち、今月は介護認定調査がありました。
ドキドキします。
こんなに人の手が必要なのに要支援1でずっと来ていました。
要支援のその時は物凄く意地の悪い調査員の初老のおじさんで、明らかに誘導の質問があった!!とケアマネさんもプンプンでした。
誘導質問に注意しましょう
確かに「歩こうと思ったら歩けますね?」「やろうと思ったら出来ますね?」という聞き方をされたけど誘導だったのか!
「はい。大丈夫出来ます…」て言っちゃいますよね。頑張りたいから。出来ないと思われたくないから。プライドもあるから。
父は男だから同性に聞かれたらそう返事したくもなる。
きっとそのおじさんは自分が介護を受ける身になった時、同じ目に合うと思うことにして気を紛らわせてきましたw
とはいうものの、実際には高齢者が増え、寝たきりや介護が必要な人が増えたので若干厳しめで見る必要があるのかもしれません。とフォローもしてみるw
その後ケアマネさんが再申請を2回も出してくれるという親身ぶりでやっと要介護1になりました。
えこひいきとか無理にでも介護度を上げたいわけではありません。父は出来ないことを出来るといってしまうのです。これは介護あるあるだと思います。
色々支援を受けることが出来て嬉しい限りです。ケアマネさんには感謝です!
そこから数ヶ月たち、
今月また魔の介護認定調査の日がやって来ました。
女性の方が融通が利く
今回はよく喋るおばちゃんでした。
同じように介護経験者のようでよく理解してくれて、私も大変だった話がとにかく長かったけどちゃんと会話の中からも状態を上手く拾ってくれました。
この会話に気をつけないといけないのは、おばちゃんは細かいことも聞いているのでただの世間話ではないと言うことです。
会話の中に爪は自分で切ろうと思ったら切れます!とかこの前はスタスタ歩けてた!なんてほんの一瞬のことでも父を励ますつもりで言おうもんなら備考欄に書かれることもあります。
備考欄がどれほど威力を持っているかわからないけと油断出来ないのです。
でもまあようやく調査が終わり、今回も要介護1かな〜。と予想していました。
明らかに前回調査より激痩せしてるし5秒と立ってはいられません。それでも自分で出来ないことを出来ると言ってしまうから…困ったもの。
認定結果は、調査員の調査と医師の意見書が必要です。
新しい先生に変わったのでどう書いてくださるかは分かりません。
以前の先生は前向きに頑張る方向が強かったですから。
かと言って今の先生が後ろ向き?ということは無く、初診で新しい薬を追加してくれたくらいのことです。
実は最近父が高熱を出した時、ベッドから立ち上がるのも大変だったし寝るのも大変だったのでこの際新しい高さ調節の出来るベッドを頼みました。
もちろんレンタルです。
しかし、要介護1だと今以上の介護が介護保険内ではまかなえないというのです。
つまりベッド変えられないのです。
いえ、変えれるのですが保険適用外の実費だそうです。
要介護1では保険の範囲は毎月15000円くらいまででした。
要介護2では19616円になります。
毎月出ていくものです。しかしまたいつ高熱などで介護に困るか分かりません。
実費でもOKにしました。
色々ツイてました !
そのうち
ベッドが来る前日に要介護認定の通知が届きました。
なんと要介護2に上がってました。
嬉しいような悲しいような…
ケアマネさんの予想も要介護1だったので、主治医の意見書が介護度を上げたということです。
要介護認定ですが、要介護度合いで振り分けられるだけで要介護1の人は限度額とかみんな同じ扱いかと思ったのですが、実は違ってその介護度の期限に個人差があるようです。
前回の要介護1は6ヶ月間でしたが、今回の要介護2はなんと4年です!ケアマネさんもちょっとびっくりしてました。もちろん4年の間に状態の変化があればまた再調査をすればいいのです。
そのおかげで介護ショップへ緊急連絡したところ、最新のベッドを介護保険内で借りることが出来ました!!
かなりハイテクベッドです。
これでベッドの高さ調節ができるので、立ち上がりや発熱などの際に私の力でも楽にケアができそうです。
まとめ
ということで今回は、父が要介護2になってしまったのですが、病院での主治医との会話やできること出来ないことのすり合わせはとても大切だということがわかりました。
7月に入るとまた通院なので、その時は新薬による副作用の検査をします。その様子はまたブログに書きたいと思います。