このブログは父の多系統萎縮症という難病の経過を書いています。
今回は少し下のお話多めです。
毎月38度の発熱で苦しむ父
お盆明け、久しぶりの通院でした。
父はボチボチ変わらずの状態で今日は調子がいいです。
しかし、前回の通院から1~2ヶ月の間色々なことがありました。
やはり毎月のように発熱はあります。
この発熱が厄介です。
いったいなんの熱なのか??
自己導尿もしている為そこからバイ菌に感染するかも…というのは医者からも言われているため、毎回そうかなと思うのですが…
今期は、7月の終わり頃とお盆の2回も38度の発熱がありました。
自己導尿のやり方が悪いような気もします。
ネットで調べたら消毒は導尿前に!と書いてあります。あちこち見ましたがどの記事にもそう書いてあります。
父は?自己導尿はもう何年も1人でやっているため私の知らない世界になっていました。
尿道感染を疑う私
今回熱が出て一緒にトイレを手伝うことになり、やっと自己導尿をどうやるのかを見て知ることが出来ました。
消毒はおしっこの後手を拭くだけでした。
確かにそれも大事ですね。
導尿前にもした方がいいことを分かるまで説明しました。
今までやってたことを否定してはいけないと思い、バイ菌への抵抗力が弱ってきてるから〜念入りに!と励ましながらです。
とりあえずすぐ忘れてしまうかもしれないけどこれは解決したとします。
家の中で一番危険な場所
しかし、連日の猛暑ということもありその影響で熱が出ている可能性も否定出来ません。
エアコンは27度で家の中全体快適ですが、夜中になると父の部屋だけ寒いといいエアコンを切ってしまいます。布団もかけずに肌着で寒いと…w
父の部屋と廊下を挟んで私の部屋があるので、仕方なしに私が26度設定で部屋の扉を開けて父の部屋まで風を届けています。
私が寒い…w
それでも熱帯夜になることはあります。
そんな日はやはり熱が出やすいような気もします。
全く汗をかかなくなった父の体は熱がこもってしまうのではないかと…
熱中症かもしれません。これは危険。
発熱の正体は、この夏の暑さのせいか?おしっこバイ菌のせいか?理由は分かりません。
発熱以上に大変なのがその時の父のトイレです。
いつも以上にふらつきが酷くなり上手くいきません。
朝6時の悲劇...
お盆のある日、
38度の発熱時に事件は起こりました。
熱で体力が奪われ余計にふらついて力が入りません。そんな時にトイレで気張ることになったみたいでした。
朝6時すぎ…強烈な臭いで目が覚めた私は父の呼ぶ声でトイレに走りました。
父がうん〇まみれで倒れています!
トイレって冷房がなく暑いですよね。
その上、長時間気張ると汗まで出ますよね。
父は、発熱がありながら気張ったことで意識が朦朧としていつもと違う行動に出たのでしょうか?
あらゆる所に便がついています。
そしておしりを出したまま床に倒れていました。
助けようとした私は抱き抱えようと父の頭を肩に乗せたのですが…
その瞬間、父の喉を圧迫したのでしょうか?
呼吸が止まってしまいました!!
ぐったりと青白くなる父。
ヤバい!!
受け答えもなくとにかく動かない!!
蒸し暑いトイレから全然出せないので直ぐに救急車を呼びました。
しばらくして
救急車が来る前に息が戻りました。
ほっ。
父はとても綺麗好きです。
あちこち汚すのを気にしてしんどいのに私に身を任せてくれません。
廊下にタオルを敷いて何とか引きずり出して寝かせました。
父のお尻を拭いていると救急車が到着。
意識レベルは低く、私はもう汗だくで父の肌着の上に汗がボタボタ落ちます。
お陰様で父は無事でしたが、救急で済生会に運ばれてからも解熱剤しか貰えず、抗生物質の処方はありませんでした。
検査してもやはりおしっこかなー。ということしかわからずなのです。
それなら抗生物質が欲しかった...
帰宅後もお盆中は37度すぎの熱が続きました。
フラフラしてしんどそうだしかわいそうです。
抗生物質を処方しない理由
そして今回、
お盆明けには熱も下がり調子が良く、中津済生会への定期通院で経過を話しました。
多系統萎縮症の症状はそんなに変わりなく、穏やかに進行中との事。
日毎に急に悪くなることはないとの事で少しホッとしました。
全て問診と軽い指先と言語の検査だけですが私もそのように思います。
一粒1000円近いお薬も継続です。
(ジェネリックに変えましたけどそれでも半額の500円くらい?)
お薬手帳の記録
2019年8月19日
カルコーバ配合錠L1001錠 毎食後3回/日 63日分
苓桂朮甘湯エキス顆粒2.5g 毎食後3回/日 63日分
セレジストOD錠5㎎1錠 朝夕食後2回/日 63日分
とにかく熱が出たときが極端に弱るので厄介なだけです。
発熱に関しては、泌尿器科の先生曰く、
消毒なんてしない人もいる。慢性的に尿道感染の可能性はあるけど、何かしら痛みがあるはずで、何の痛みもない父は他の原因も考えられるかもとのことでした。
なんなんだろう…謎です。
その原因についてはそれ以上検査の提案などはありませんでした。
そこ大事なんじゃないかと思うのですが???
抗生物質が欲しいと思っていた私ですが、抗生剤を使用すると弱い菌は死滅するけど、どんどん強くなってそのうち抗生剤が効かないくらい菌が強くなるとのこと。
もし肺炎などになった時、抗生剤が全く効かなくなってしまうこともあるらしく、解熱剤で時間がかかるけどゆっくり下げるようにしましょうとのことでした。
仕方ないけど納得です。
そして、やはり尿道から菌が入るなら上に上がってこないように水分をとにかくよくとるようにと言われてしまいました。
最近の父は水分量が少なくなっています。困ってましたからそこにも原因があるかもしれません。
ズバリと言い当てられた気がしました。
次回の通院は10月です。2ヶ月先。
家族より他人や医者の言うことはよく聞きます。
また来れるように、
水分をこまめにとり、残暑を乗り切りたいと思います。
まとめ
まだまだ残暑は続きます。
今回は皆さんにもお伝えしたいことがあります。
汗をかきにくいお年寄りは
家の中でも、トイレは危険な場所の一つですから気を付けた方がいいです。
できるだけ風を通すなり扉を開けてするなり暑さ対策も必要と思います。
中で倒れて扉が開かなくなっても困りますからね。
ちょっとしたことですが、介護はみんなで!
気づきをシェアして助け合えるといいですね!
今日も
最後まで読んでいただきありがとうございました。